世界にはどのような学校のルールが存在しているのでしょうか?世界からの視点で見た奇妙な学校ルールベスト10をBright Side(https://brightside.me/)がまとめているのでご紹介します。
学校の校則は、生徒一人ひとりが成長し、学ぶための健全で前向きな環境を確立するために必要なものです。しかし、世の中には正当化することが難しく、学校経営者、教師、親、心理学者の間で多くの議論を引き起こす規則もあります。そして、日本のあの規則も世界から見たら奇妙な校則と思われているんです。
世界中で最も変わっていて物議を醸している校則や罰則をリスト化しました。あなたはどのルールが一番奇妙だと思いますか?
目次
世界の奇妙な校則ランキング
10位 冷凍エンドウ豆
中国の学生は、冷凍の豆の上にひざまずくという罰を受けることがあります。
この習慣は、アジア中の教師や親の間で一般的に行われていると主張する人もいます。
9位 親友禁止
イギリスやその他の国では、生徒に親友を作ることを禁止し始めている学校があります。
「友達のグループが多い方が子供はよりよく社会に適応して成長していく」、「仲間外れになる子供が少なくなる」と親、教師、心理学者の中で考えられています。
しかし、「親友は一生の価値をもたらすため必要」という反対的な意見もある。Child Development社の研究によると、親友がいる人は、生涯を通じて精神的に健康状態が良いという結果が出ている。
8位 髪染め禁止
日本の学校では、生徒が髪を染めることを禁止しています。
東京の公立学校の57%は、生徒に自分の髪が自然な色であることを証明するよう求めています。生徒が嘘をつかないよう、教師は、生徒の家に電話して両親から子供時代の写真を求めることもあるそうです。
これは同質的な文化によるものです。日本の社会では、均一性が重視されているため、標準とのわずかな違いが大きく目立ち、批判を招いているのです。

7位 「貧困」「誕生日」など48以上の言葉の使用を禁止
ニューヨーク市教育局は、市が発行する標準テストで使用することを禁止した単語が多数あります。エホバの証人である生徒は、誕生日を祝わないため、誕生日について話すことに抵抗を感じます。また、貧困、離婚、病気などの言葉も、辛い記憶を呼び起こしたり、子どもの家庭環境に関連したりする可能性があるため、使用を禁止しています。

6位 赤ペン禁止
生徒の間違いを指摘するために、先生は赤ペンで訂正したり、マークしたりするのが当たり前で育ってきました。
しかし、近年、オーストラリアやイギリスの多くの学校で赤インクの使用が禁止されています。赤色インクは、生徒のやる気を失わせたり、恐怖やプレッシャーをもたらしたりするため、子供たちの心理に悪影響を与えると主張する人がいるためです。
その代わりに、よりリラックスできる色(グリーン、ピンク、イエロー、パープル、ブルーなど)を使用することで、脅迫的に見えないようにしています。
5位 挙手禁止
イギリスのノッティンガムシャーのある学校によると、質問に答えるために手を挙げるという昔からの習慣が禁止されています。その学校の校長曰く、手を挙げる生徒はいつも同じ。これでは、他の生徒の学習を促したり、サポートしたりできないため、教師が質問に答える生徒を選んでいるといいます。
保護者の中には、子供たちが緊張して怖くなってしまうと言う人もいます。答えを知らないのに選ばれたり、逆に、知っている質問に答える機会を失ってしまうということもあります。
4位 デオドラント(制汗剤)禁止
アメリカのペンシルバニア州のある高校では、生徒が深刻なアレルギー反応を起こして病院に運ばれて以降、AXE(男性化粧品ブランド)のボディスプレーを禁止しました。
しかし、他の学校でもスプレー式のデオドラントを禁止している学校は増えています。スプレーのし過ぎによって、アレルギー反応や火災報知器の作動が危惧されるためです。
3位 お昼寝タイム
中国では、昼間に30分間の昼寝をすることが許されています。先生たちは、昼寝をすることで記憶力が向上し、さらに勉強するためのエネルギーになると考えています。小学生は机の上で昼寝をすることができ、毛布や枕を持参することも許されています。高学年になると、座ったままでの仮眠になるため、筋肉の発達にムラができたり、背骨に問題が生じたりすることがあるといいます。
2位 トイレの時間
アメリカのシカゴのある高校では、生徒が授業中にトイレに行く回数を1学期間に3回までと制限しています。それ以上の回数は、学校が終わってからしなければなりません。
校長は保護者に対して、生徒がトイレに行くことを授業を休む言い訳にする可能性があるためと説明したそうです。
1位 ハンドスタンディング(逆立ち)
アジアは生徒に厳しく、変わった罰を与えることで有名です。
その一つが、遅刻や授業中のおしゃべりに対して、生徒に逆立ちをさせる罰があります。
他には、腕立て伏せやランニング、手を上げたままにするなど、さらには平手打ちまであるといいます。

まとめ
世界の奇妙な校則ベスト10、いかがでしたでしょうか。
ここにはあがっていませんが、「ツーブロック禁止」など理由がよくわからない校則が日本にはいまだに存在しており、まだまだ議論の余地があります。
昔決まったルールがいまだに存在していたり、それが当たり前のように思いこんでしまっていますが、視点を海外に移すことで気づくことが多くありますね。

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