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アメリカの教育システムについて 日本との違いは?

アメリカの教育システムは、日本とは異なり、アメリカ全土で統一された教育システムは存在しません。各州ごとにカリキュラム、教科書、休日などが決められていることもあり、教育の方針やレベルも異なります。ここでは、基本的なアメリカの教育システムを見ていきます。

「K-12」システムとは

「K-12」システムとは、幼稚園(Kindergarten)から12年生までの義務教育システムのことをいいます。これは、おおよそ保育園・幼稚園年長である5歳くらいから高校卒業である18歳くらいの12年生までに相当し、基本的に小学校(K-5グレード)、中学校(6-8グレード)、高校(9-12グレード)の3段階に分かれています。

この義務教育の年数も州ごとに決められており、中には16歳までしか義務教育を受けられない州もあります。



成績について

イギリスのAレベルや世界的に認められている国際バカロレア資格のような他国の学校終了試験制度とは異なり、米国の学生は大学や仕事への準備ができていることを証明するための評価を受けて学校を卒業します。
一部の学校では、12年生を修了すると高校卒業資格が与えられますが、これは全国で標準化された資格ではなく、要件は各州で定められています。高校卒業時には、仕事に就くかや大学に進むかどうかの判断材料となるGPA(Grade Point Average)という成績表が発行されます。
GPAは、テスト、中間・期末試験、エッセイ、小テスト、宿題、授業への参加、グループワーク、プロジェクト、出席など、高校生活の中で得られたスコアの平均値です。また、自分のGPAを他の学年の生徒と比較して評価するクラスランクもあります。

大学への入り方

アメリカの大学に入学する際、日本の入学試験のようなシステムはありません。基本的にアメリカの大学への出願に必要なのは、高校の成績評価であるGPA(Grade Point Average)と、SAT(大学進学適性試験)やACT(American College Test)などの全米統一試験の結果です。
 
また、私立大学の場合、学業成績以外のボランティアやスポーツなどの成績を積極的に評価するため、エッセイや面接などを重視している学校も多くある。

日本の学業成績を重視するような入試ではなく、学業外の成績や人間性など総合的に判断されて合否が決まるんですね。

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